ACM SIGSPATIALのオーラル採択
概要
空間情報分野の難関国際会議(ACM SIGSPATIAL)へ投稿し採択されました.年度のはじめにCVPRのワークショップにリジェクトされたネタをブラッシュアップしてACM SIGSPATIALに投稿し採択されました.
CVPR WSリジェクト後
CVPRのワークショップの際には,既存手法に対してセンサの生データを扱えるように変えて適用しただけに止まりました.それだけでは査読者らから総ツッコミを受け,散々な目にあったので,センサの特性に合わせた手法を新たに提案し,ベンチマーク検証でもハイスコア を示せるようにしました.
執筆
原稿の大枠はリジェクトされたCVPRの文章を使いまわせたので,あまり苦労をかけずに文章はかけました.投稿直前にジャーナルの査読があり,その対応と同時に執筆するのが辛かったですが,ジャーナルの査読者が指摘した専門用語の使い方に関して先に対策できたのでよかったです.
査読->リバッタル->採択
査読者からの意見が出て,「Strong accept, Weak accept, Accept」とのことで基本的には査読者の意見に従い誤字の訂正・図の修正がメインでした.しかし,査読者からのWeak Pointの指摘は完全に正しく急所を捉えていたので,今後の課題である旨を正直に返答しました.課題を強めに指摘されましたが,全体総括で客観的な提案手法の強みを述べてくれているのがありがたかったです.リバッタル期間が終わり,最終決定が下り,無事に採択されメタレビュワーからの
The paper is a straight accept, which is a remarkable achievement for sure given our low accept rates.
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